雑草魂

2013/06/01 21:38
幕末に活躍した
小松帯刀(こまつたてわき)という人がいます




黒船来航後
幕府や薩摩藩との交渉で
通訳をつとめたアーネスト・サトウ(英国人)が

「小松は私の知っている日本人の中で一番魅力のある人物。

家老の家柄だがそういう階級の人間に似合わず、
政治的な才能があり態度がすぐれ、
友情が厚くそんな点で人々に傑出していた。」
と記しています

大河ドラマの「篤姫」の尚五郎(幼名)のイメージが強く
どんなお坊ちゃん育ちなのかと思ったら・・・

彼は6人兄弟の何番目かで
両親からは見向きもされず
育ったそうです

しかし小さいころから勉強に打ち込んだ彼は
師について毎日ひたむきに努力し
(先生という大人が自分を認めてくれたのが
嬉しかったのかとも想像できます)

17歳のころには勉強のし過ぎで
体を壊すほどだったとか

注目されずに生きてきた彼が
やがて頭角を現し
その能力だけではなく
周りの人にも心を配る
他国の人の目からみても立派な人物に成長しました



これとは逆に
最近増えているという
「勉強がうまくいかないのは周りが悪い」
「自分が出世しないのは上司が悪い」
といった全てを「人のせい」にしてしまう人たち

案外こちらは
大事に大事に育てられた結果なのかもしれません

「注目されなくても
すねたりしない子」

というのは教室でも確かに「強い」です



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