ちびっ子たちの心

可愛い我が子の育児も時には苦しくなってしまう時もあります。

教室には2歳、3歳から学習を始めたちびっ子軍団がいます。

教室に通う姉、兄の面談にお母さんと来てくれた当時2歳のYちゃん。
頭には体操帽、そして目の覚めるような色の
幼稚園の体操服ジャージの上下ファッションで決まっています。
まだ幼稚園には通ってないはずなのになぜそんな格好・・・?

















お兄ちゃんのお古が押し入れから見つかり、
彼女は「幼稚園の格好をすれば自分も憧れの幼稚園バスに乗れる。」
と考えました。
次の日の朝、意気揚々とバス停で待っていたそうです。

ところが幼稚園バスは兄だけを乗せてむなしく行ってしまいました。

「もう絶望してその場でひっくり返って大泣きで」
「それでもまだ希望をすてておらず
今日でこのファッションも三日目です」

・・・と、ここまでは昨年の話。

いよいよこの春、念願の幼稚園に入園!

「良かったねえ、幼稚園楽しい?」
彼女は頭をぶんぶん振ります。
毎日幼稚園で「おかあさんにあいたい」と泣き続けているそう。

そして入園から二ヶ月経過。
くもんプリントの学習が終わった後、
機嫌良く鼻歌を歌っているYちゃんに聞いてみました。

「ねえ、まだお母さんに会いたいって泣いてるの?」
彼女はフフン、と得意げな顔でこっちを見ました。
「ちょっとだけ。」

背も伸びて前髪もカットして教室でも沢山プリント学習。
えんぴつの持ち方も上手です。

子育てはものすごいエネルギーを必要とします。
お母さん方もしんどそうに見えるときもあります。

でも幼稚園の格好をすればバスに乗せてもらえるはず、
と自分の頭で考えたYさんの発想の前には
大人の常識は吹き飛ばされます。

お子さんの「今しかない」素敵なことを見つけて
教室でお伝えできればと考えています。
それでお母様たちが元気になってくれたら、なお良いです。




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